南アフリカ、喜望峰。アフリカ大陸最南端到達の瞬間。
こんにちは。旅とは人生、人生とは旅、CJ(@Captainjacksan)です。
初めて海外に行ったのは、中学2年生の時。従兄弟家族と一緒に叔父さんに連れていってもらったオーストラリアがぼくの海外デビューでした。
それから5年後、当時のぼくは任天堂の「大乱闘スマッシュブラザーズDX」、通称スマブラという格闘アクションゲームで日本トップ4の一角を占めており、アメリカの大会に参加するため渡米。現地のプレイヤーの家に泊まりながら濃密な1ヵ月半を過ごし、甚大なる影響を受けて帰国しました。
それ以来、日本にはない海外の魅力に魅せられ、以下の23ヶ国へ行ってきました。
▼北米
アメリカ、カナダ
▼オセアニア
オーストラリア
▼ヨーロッパ
フランス、スウェーデン、オランダ、イタリア、モナコ、スイス、ベルギー、フィンランド
▼アフリカ
ケニア、エジプト、スーダン、(現在の南スーダン)、エチオピア、タンザニア、ザンビア、ジンバブエ、南アフリカ
▼アジア
韓国、台湾、タイ、日本
どの国にも語り切れないほどの思い出がありますが、その中であえてベスト5を選んでみました。その後のぼくの人生に影響を与えたかどうかで評価する影響力ランキングです。参考になれば嬉しいです!
目次
1. 行ってよかった国ベスト5
3. 番外 フィンランド
行ってよかった国ベスト5
5位 韓国
焼け落ちる前の南大門
【コメント】
韓国の非常識ぶりに対する批判の姿勢を隠さない私としては驚きの5位にランク入りです。写真は、焼け落ちて今は無き南大門。韓国を出国して10日後に焼け落ちたので驚きました。
韓国のランク入りの理由はただ一つ、日本を敵国と認定している国の現実をこの目で見られたこと。ソウルにしか行きませんでしたが、どんなハプニングが待っているやら・・・と思ったら、全く普通でした。
一般人と会話する機会はほぼなかったのであれですが、お店の人やスタッフの方々などに限ってみると、とても親切で愛想も良く、気持ちよく滞在することができました。
ビジネスだからと言ってみればそれまでかもしれませんが、韓国には日本人入店禁止のレストランがあると聞きますし、また世界には韓国人入店禁止のレストランもあるそうです。そのような出来事に遭遇しなかったのは喜ばしいことかなと。
訪韓から約8年が経過し、昨今はさらに激しい反日の嵐が吹き荒れていますが、親切な韓国人たちも確かに存在していると肌で感じることができたのは収穫でした。
ぼく自身は明確に反韓・嫌韓ですが、歴史的事実から嫌いにならざるを得ないだけであって、個人レベルにおいてはいい韓国人であればウェルカムです。いい奴のフリをしてるんじゃなくて、本当にいいやつならね。思い返せば、フランス留学時代の友人デイビッドもいい奴やったしね(誰?笑)。
4位 タイ
【評価】
(総合ポイント22P)
【コメント】
来ました! 今一番行きたい国ナンバーワン、タイです。 総合点高すぎでしょう。笑
バックパッカーとして旅に行ったのに、現地で本場のマッサージが習えると知り、2週間の時間と数万円の費用を投資して、バンコクのワット・ポー マッサージスクールでタイ古式マッサージと全身オイルマッサージを習ってきました。
ワット・ポーとはバンコク最古の寺院で、それが主催するマッサージスクールはやはりタイ国内で大変な権威を持っています。街中で見かけるマッサージ店には、ほぼ必ずと言っていいほどワット・ポー マッサージスクール修了書が置いてありますしね。
日本で例えて見るなら、日本最古の寺院法隆寺で鍼灸・按摩・指圧が学べるようなものでしょう。そう考えると権威マジハンパないです。そのくらいのインパクトがあります。
帰国してからおそらく10人くらいにオイルマッサージを施しましたが、みんな最高に喜んでくれました。それはそれは素敵な体験でした。最近忘れつつあり困ってますが・・
後、タイと言えばナイトライフは欠かせません。ゴーゴーバーについて詳細に語るのは辞めますが、これだけは言っておかないと気がすまないものがあります。
それは、ゴーゴーゲイバー。
ステージ上で踊るゲイ、泳ぐゲイ、@@@るゲイ、ゲイ、ゲイ、ゲイ。ゲイのパレードです。
ビールがついて数百円で観劇でき、めちゃくちゃ楽しかったです。数百円どころか、タイの物価を考えても3000円~5000円払ってもいいと思いました。
タイは、将来何年か住んでもいいかなと思える数少ない国です。日本を除き、フランスに次いで2番目に好きな国ですね。
3位 アメリカ
【評価】
【コメント】
初めての渡米以来、仕事とプライベートを合わせて今までに8回くらい行っていて、前述のゲーム「スマブラ」のおかげで、どの街に行っても友人、 知人がたくさんいるという素敵な国。総合点でタイに劣るも、“影響力”の項目がカンストしており 実質10くらいあるので第3位にランクイン。
写真の場所はサンフランシスコから車で南に1時間くらい走ったところにあるサンノゼで、1ヵ月半滞在していた友人の家から徒歩ですぐのところ。
この湖のほとりを散歩しながら異国にて一人で身近な自然を感じていると、突然天からメッセージが降ってきました。
「お前はいままで一体何をやっていたんだ。」
その通り過ぎて絶句しました。フランス語学科なのに英語は全く勉強せず、1年前に彼女に振られた時将来見返してやると決めたのに関わらず何もしていない、そんな自分を変えてやると決意したのがこの場所でした。いやぁ、ほんとに突然メッセージが振ってくるなんてあるんですね。そのおかげで今があります。
人生を変える転機になったことで、第3位にランクイン。
2位 フランス
夜の凱旋門
【評価】
【コメント】
なんと、まだ2位なのに満点!それもそのはず。大学の専攻がフランス語に加え、アンジェという街に1年間留学していましたので、僕にとってフランスはとても縁が深い国なんです。
アンジェと言えば、ケーキに使われる超有名なオレンジキュラソーのコアントロー。15万人の小さな街から世界中に輸出しており、アンジェにあるコアントロー博物館では200以上の偽物が展示されているほどの人気を誇ります。それはそれは圧巻でした。
偽物
コアントローはぼくが一番好きなリキュールで、どんなジュースとも合いますが、特にリンゴジュースまたはマンゴーのフレッシュジュースで割ったカクテルの味はこの世の天国です。
フレッシュマンゴージュースは超おいしいですが、その超おいしいフレッシュマンゴージュスにコアントローを入れると、超おいしいを通り越して神の域に至ります。心の底からオススメのカクテルです。
留学期間以外もスマブラの大会で何度も何度も来仏し、パリへ行った回数は今まで10回を超えます。スマブラの大会でパリに行ったことも何度もありました。こちら、決勝戦でドレッドの黒人のプレイヤーと戦っているのがぼくです。
あと、写真には残っていませんが、フランスの中でも特にラテンの血が色濃い南仏の女性の綺麗さには息を飲むばかりです。
友人の車で南仏に到着し、車を降りてすぐのこと。目の前から歩いてきた女性3人組のうち、2人までもがパリにいても1ヶ月に1回も出会わないレベルの美女でした。どんだけ?その瞬間移住を決めました、というのは冗談ですが、将来絶対月単位で滞在したいと思いました。夢の街です。(※この記事を書いた当時は独身でした。現在結婚しています笑)
1位 全てのアフリカ諸国
旅のルート。エジプトスタート、南アフリカゴール。
エジプトのスフィンクスとリトルスフィンクス
エチオピアの大自然
エチオピアの少数民族ムルシ族と。唇を切開し皿を挿入する文化は、その昔近隣部族から村の女性が拉致されるのを防ぐために始まった。
南アフリカのショッピングモール、伝統的ダンスショー。
エジプトからアフリカ大陸の最南端を目指す旅、ゴールの瞬間。南アフリカ・喜望峰到着!
【評価】
アフリカを選んだのは、日本人にとって心理的にも距離的にも、あらゆる面で最も遠い場所だと思ったからです。知らない世界を見てみたいという冒険心がとても強かったです。
それにしても、極端なランキングですよね。美女と居心地ゼロっていうw アフリカに行ったこと人なら同意してもらえると思いますけどね。美女の項目についてはぼくが色白好きなので単に好みから外れるだけなんですが、居心地は本当に本当に本当に最低でした。クソったれとはこういうことかと思いました。
アフリカクソエピソード
長距離バスに乗っている途中突如襲い来る腹痛に耐えきれず、わざわざ止めてもらってバスの陰で野グソしたこともありました。あしかも運転手ぼくが戻ってないのに気付かずちょっと走り出すっていう。必死にひねり出して追いかけましたよね。猛ダッシュしてバスに乗ったら乗客爆笑。
また、レストランに入ってトイレを借りようとしたら、小便器のあまりの汚さに即効で顔を背けてえづき、10秒ほど涙目で吐き気を堪えたこともありました。小便器を一目見て吐き気を堪えるって何?ってレベル。
あと、ボットン便所だと思ってたらシャワー室だったこともありましたね。
寝ている間100匹ほどの蚊に襲われ、朝まで数時間ごとに数十箇所かまれたかゆみで目覚めることもありました。
ベッドに入ったらバッタが潰れていたこともありました。
行ったことのある駅で、後日友人のダイビングインストラクターが暴漢に襲われ唇をパックリ切られた話も聞きました。
ハイパーインフレ渦中のジンバブエでネカフェに入ったら、両替してもらった100ドル札が偽札でした。
赤信号で停まった車の運転手を撃ち殺し、そのまま車を奪って逃走する車強盗が多発していた地域を車で通りました。
ジンバブエはビクトリアフォールズで、110mの当時世界最高クラスのバンジージャンプをしました。ロープの下にはザンベジ川、野生のワニがいます。帰国から5年後、バンジージャンプのロープが切れて野生のワニが生息する川に落下したオーストラリア人女性のニュースを読みました。ん?この現場の写真どこかで見たことある。やっぱりぼくが5年前に飛んだ場所でした。
あ、あれ、この記事って「行ってよかった国ベスト5」のはずやけどなんか盛大にディスってない? まさかこれがイヤよイヤよも好きのうちってやつ?ち、ちくしょうアフリカめ・・・
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アフリカで電気のない一人夜に思ったこと
本当に衝撃的でした
たった70日の旅でしたが、日本に生まれ日本で生きていると絶対に経験しないことを、毎日毎日嫌というほど身をもって体験しました。70日どころか、本当に1年が過ぎたように感じました。
未体験のことが続くと体感時間が遅くなるらしいですが、まさにそれだったのかなと思います。刺激的すぎて、脳が処理すべき情報が普段の何倍にもなるんでしょうね。たった70日で日本での日常生活の5年、下手したら10年分くらいの衝撃を受けたので、体感時間が約1年だったのはむしろ短いくらいかもしれません。
もし国にランクが存在したとすれば、日本は間違いなくSSSランクの国。初めて欧米ではない発展途上国、それも東南アジアではなくアフリカに来たことで、ぼくの頭は終始混乱しっぱなし。
周りの光景が異世界すぎて、今この同じ地球上に日本が存在し、20数年に渡ってそこで生活していたということが信じられない。100年ほど昔にタイムスリップしたのではと思うほどでした。
治安を考慮してパソコンは持って行きませんでしたから、電気がないとノートに何か書くこともできず、夜は暗闇で眠気が来るのを待つか、思想にふけるしかありません。
そこで色々考えているうちに、当時のCJ青年は思いました。
今まで20カ国近く行ったのに、世界220カ国から比べればまだ10%にも達してない。
学生という身分を活かしてかなり好き放題いろんなところに行ったのに、まだまだこんなに知らない世界がある・・・。もっと知らない世界を見てみたい。
アフリカの旅は、リアルRPGみたいだ。まるで自分がポケモンやゼルダの主人公にでもなったみたい。めちゃくちゃ楽しい。もっと世界を冒険したい。
世界の国全部を自分の目で見てみたい!
強く、強く、そう思いました。そして、それはぼくの生涯をかけた夢になりました。
それ以来、重要な人生の岐路に立った時には、この夢に近づけるかどうかを最大の判断基準にしています。2018年10月、妻を連れて旅に出る日が待ち遠しい。
人生は、冒険だ。
(この文は2014年春に書かれ、2016年1月21日に編集されたものです。)
番外編 フィンランド
ここだよ(^o^)ノ
婚姻届を提出した市役所
2016年1月21日追記。
妻の母国のため、別格扱いの番外。まさかフィンランド人と結婚することになるとは思ってもみませんでした。フィンランドについてはまた別に書いていこうと思ってます。
フィンランドのことを全く知らない人へ、フィンランドはムーミンの原産地やで!(あとオーロラ)