ワースト国家の風景。大きい道路から反れたわき道はどこまで続いているのだろう
こんにちは。旅とは人生、人生とは旅、CJ(@Captainjacksan)です。
初めて海外に行ったのは、中学2年生の時。従兄弟家族と一緒に叔父さんに連れていってもらったオーストラリアがぼくの海外デビューでした。
それから5年後、当時のぼくは任天堂の「大乱闘スマッシュブラザーズDX」、通称スマブラという格闘アクションゲームで日本トップ4の一角を占めており、アメリカの大会に参加するため渡米。現地のプレイヤーの家に泊まりながら濃密な1ヵ月半を過ごし、甚大なる影響を受けて帰国しました。
それ以来、日本にはない海外の魅力に魅せられ、以下の23ヶ国へ行ってきました。
▼北米
アメリカ、カナダ
▼オセアニア
オーストラリア
▼ヨーロッパ
フランス、スウェーデン、オランダ、イタリア、モナコ、スイス、ベルギー、フィンランド
▼アフリカ
ケニア、エジプト、スーダン、(現在の南スーダン)、エチオピア、タンザニア、ザンビア、ジンバブエ、南アフリカ
▼アジア
韓国、台湾、タイ、日本
その中でも、あえて最悪だった3カ国を選んでみました。どれもこれもギャグみたいな国でした。参考になれば嬉しいです!
最悪だった国ワースト3
3位 エチオピア
内戦直後のスーダン南部を抜けてエチオピアへ入国。
ロ、ロバがおるで・・・。家倒れてきて潰されそうやけど大丈夫か
おーーーーーーっとこれは凄い!!まだ3位なのに堂々の満点!しかしそれも納得、エチオピアは本当に・・・本当に酷かった!
まずこちらをご覧いただきましょう。
雑巾の上に散らばったキャベツではありません。そう、これこそがエチオピアの代表的料理、インジェラ。発酵させて作るクレープみたいな薄いすっぱいパンに、ようわからん具を巻いて食べる。人の国の食べ物にあまりケチをつけたくないですが、まずい。
現地でもやはり好みが分かれるのか、インジェラを普通のパンに変更することも可能。
2、3回味わった後は、毎回普通のパンにしてました。にしても、付けあわせがこの黄色・緑・赤のようわからんやつです。あんまりおいしくない。信号かっつーの!少なくとも食生活はあまり豊かとは言えませんね。
次はこちらをご覧下さい。道端で工事してるのかなと思ったら、よく見たら建ててんのか壊してんのか区別が付きません。
まぁ明らかにイチャモンなんですが、なんでもイチャモンつけてしまいたくくらい、それはもう大変な経験をたくさんさせてくれたのがエチオピアだったのです。
現地で知り合った国連の日本人職員が言ってました。エチオピアでは、国営の航空会社を使っても機内食で当たる、と。
エチオピア、頼むでほんま・・・。
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2位 エチオピア
露店で靴下買ったら汚れてた。
ハエある、じゃなかった、栄えある2位に続いたのは、なんとエチオピア!ケニアや南アフリカを抑えここでエチオピアが続くとは、一体誰が予想できたでしょう!
スーダンの首都ハルトゥームからエチオピア入りし、3日間かけて首都のアディス・アベバへ向かっていたバスの中でのことです。
ふと運転手さんを観察してみたら・・・
な、なんじゃこら
な、なんか噛んでるー!!!
その場で聞いてみたところ、「この葉っぱを口の中に入れてずっと噛んでると気持ちよくなるんだ」と言っていました。へ、へぇ。
ちょっともらって噛んでみましたが、これを口の中に2時間も3時間も入れておくなんて信じられません。拷問です。ドライバーのみならずよく見たら乗客もそこらで噛んで葉っぱをバスの中に捨てていくので、バスの中は葉っぱまみれです。汚い。
3日かけてやっとの思いで首都のアディス・アベバに到着し安宿に泊まったはいいものの、鍵が閉まりません。仕方なく物理的に鍵をかけることに。こんなかんじ。
コンセントが壊れていたのは泊まる前に確認し直してくれることと引き換えに泊まる約束をしたのに、全く直しに来ない。一体なんなんだこの国は!(海外では、特にアフリカでは当然の対応です。)
見て見てほらー熱も出るし!(知らんやん)
翌日は発熱とのどの痛みに加えコンセントが使えなかったため携帯の電池が切れてアラームが鳴らず、チェックアウト時刻に起きられずに2泊分の金額を請求されるはめに。もちろん言い返しました。
「いや、でもそれコンセント直してくれへんかったからアラーム代わりの携帯が充電できひんかったからやねんけど。あとドアの鍵も壊れてんの教えてくれへんかったし。おかしくない?」
よりによって発熱と咳ででしんどい時に2泊目を払えと30分以上ゴリ押ししてくる店主。必死に反論するぼく。一体こんなとこで何やってんねんと思いました。ついに相手が折れ、安宿を飛び出したぼく。
目の前の道路には、ござに生まれたての赤ん坊を寝かせた女性ホームレスや、肩から羽が生えたような奇形を持つ障害者などがバクシーシ(喜捨)を求めてたむろしています。
まだ若かったぼくは衝撃を受け、何もできませんでした。
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1位 エチオピア
ついにやってきました!ワースト国家1位に輝いたのは~~~~、エチオピア! です!
エチオピアについてはあまり書いてこなかったので書きたいことはたくさんあるんですが、あえてこの写真を紹介するにとどめておきましょう。
国内をバスで移動中、日没前に泊まった安ホテルの庭に見つけた、トタン板で囲まれた小さなスペースです。フラッシュを炊かれ、暗闇に怪しく輝くこの物体。
近づいてみました。う、うわぁ・・・。
ぼっとん便所か・・・。それにしても汚すぎる。トイレに行きたくなったらここに行かないといけないのか。こ、これはヤバイな、今から覚悟しておかないと・・・。
なんと、
これシャワールームでした。
いや、流石に衝撃的すぎるでしょ・・・。
じゃあトイレはどこ? どんだけ汚いの? まじ勘弁してよww
その日はこのシャワールームで、明かりに引き寄せられ飛来する虫と一緒にシャワーを浴びました。シャワー中に飛んできて体にぶつかってくるのマジでやめてください。ほんとにお願いします。
ここではトイレには行かずに済みましたが、後日トイレを借りようと入ったレストランで、小便器の余りの汚さに見た瞬間目を背け、10秒間涙目で吐き気を堪えたという経験をしました。この国のトイレ事情はほんとにヤバいので、もし行かれる方は覚悟しておいてください。
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まとめ
ご覧のように、ワースト国家はぶっちぎりのエチオピアでお送りしました。生きてるだけで生命力が削られた国は、今にも昔にもここだけです。エチオピアよ。ハエ・・じゃなかった、栄えある1位、おめでとう。ありがとう。
以上、最悪だった国ワースト3の結果は、
3.エチオピア
2.エチオピア
1.エチオピア
です。お楽しみいただけましたでしょうか。
このエントリーを通して、みなさん一つだけ覚えておいてください。エチオピア旅行の際は、携帯ウォシュレットをお忘れなく。(そこかい)