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ヒッチハイクで2ヶ月かけてアメリカ横断した学生の武勇伝を読んで、危機感が圧倒的に足りてないと思った話。

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こんにちは。ヒッチハイク歴13年目、京都ー鹿児島、青森ー長崎などこれまで約700台の車に乗せていただき、日本一ヒッチハイクした男を自称するCJ@Captainjacksan)です。

破天荒な武勇伝はカッコよくポジティブに受け取られがちですが、その裏には「危機感の欠如した日本人」という姿が隠れているのかもしれません。

時おり、無鉄砲な海外エピソードにその人物の危機認識の危うさについて、危機感を感じることがあります。

今回は、そういう話です。

ヒッチハイクで2ヶ月かけてアメリカ横断した学生

 

所持金5万円だけでカナダに1年間滞在し、アメリカ全土を2ヶ月かけてヒッチハイク横断した学生。所持金5万円だけでカナダに1年間滞在し、アメリカ全土を2ヶ月かけてヒッチハイク横断した学生。  

 カルロスさんの記事を読みました。

・・・が。

 

日本と違ってヒッチハイクに寛容なアメリカ

 

たんめんは日本でもヒッチハイクをしたことがあります。

今まで最長では3時間待ったことがあるそうです。

ところがアメリカはヒッチハイクに非常に寛容だそうです。

2ヶ月の間で最長待った時間は40分だったそうです。

すごい時には、「ヒッチハイクしているのか!これで飯でも食えよ!」と応援してくれ、10ドルくれるなんてこともあったそうでした。

 

冒頭から違和感が。「日本と違ってヒッチハイクに寛容なアメリカ」とありますが、アメリカではほぼ全ての州でヒッチハイクが禁止されています。

(注:古い情報だったようです。最新のWikipedia:ヒッチハイク(英語)には、50中44の州で合法との記載があります。2012年付けのブログ記事に「元々アメリカは、ヒッチハイクを装った強盗殺人犯罪が多発したことで、ほぼ全ての州でヒッチハイクが禁止となっている国。」とありますが、どうやら現在は解禁されているようです。たんめんさんがヒッチハイクした時はすでに合法だった可能性が高いです。危険なことには変わりないですが)

 

読み続けてみると・・・

 

いつものように男性2人組に連れられた結果・・・

 

メキシコ付近のエルパソという街でヒッチハイクしていると、男性2人組に乗せてもらいました。

いつも通りその2人も、宿を提供してくれることになりました。

夕飯に連れて行ってもらい、おいしいごはんをごちそうになりました。

ご飯を食べた後、その街はテキーラが有名らしく、バーに連れて行ってもらいます。

様々な種類のテキーラを飲むとたんめんは潰れてしまい、家に帰ることになりました。

たんめんは案内されたキングサイズのベッドに倒れるように寝ました。

“なんでキングサイズなんだろう”と頭をよぎりましたが、頭痛がひどかったのでそのまま寝ました。

気づくと自分の前に人影があります。

自分の寝相に合わせてサワサワと身体を触っていることに気づきました。

次第に寝相など関係なしにもみ始めるようになります。

そして背後にも人影が増えました。

次の瞬間、背後の人が自分のズボンをずりおろしました

“しまった!” たんめんの両手は前の人にロックされました。

たんめんは冷や汗がタラタラです。

前の人を何度も力いっぱいに蹴りました。

でも小さいたんめんは大きなアメリカ人の前に無力です。

詰んだ... そう思った頃、ドアを“ドンドン”と叩く音が聞こえました。

たんめんの後ろの人が対応に行きました。

ドアが開くのを確認し、たんめんは渾身の力を絞って「Help Me!!」と叫びました。

すると玄関に居た人はすべてを理解し、中に入ってたんめんを救い出してくれました。

「うちの部屋に泊まりなさい」 その人はマンションの隣人のようでした。

実はその男性2人組はゲイのカップルで◯イプの常習犯だったそうです。

会社員や学生などカミングアウトすると追い詰められる人を狙っては犯行に及んでいるそうでした。

被害者は周りの目を気にして告白できず、警察からもまだ捕まっていないそうでした。

マンションの隣人たちはその家から大きな物音が始まると◯イプが始まったのかと思い、救いに行くそうでした。

たんめんは隣人が救い出してくれる時に初めて明かりがつき、男性2人が全裸だった姿を見てゾッとしたそうでした。

 

ああ〜〜〜、 やっぱり襲われてた!

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(画像はイメージです) 

そりゃそうですよね、あのアメリカをヒッチハイクで5000kmですよ。今までビジネスとプライベートあわせてアメリカには8回くらい行ってますが、その感覚から言って、あそこで5000kmもヒッチハイクすれば、何事もなく無事で帰って来れるほうがラッキーって感じ!

 

よく野宿もすることになりました。

とあります。正直、こうなるのも時間の問題だったでしょうね。

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あ・・・あぶねー!!(画像はイメージです)

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学生よ、カッコいい破天荒な武勇伝に釣られるな!

カッコいいですよね、学生時代にアメリカを2ヶ月かけてヒッチハイクで横断したって。ぼくもできることならやりたかったです。羨ましいよ。だって、カッコいいもん。京都ー青森ー長崎ー京都とかならやってたけどね。でもね。

 

(この時点では現在もほぼ全ての州で禁止のままだと勘違いしていましたm(_ _)m )

アメリカって、マジで普通に危ないんですよ。シアトルでイチローの試合見た帰り、大通りで強盗に遭う国なんです。一緒にいたアメリカ人の友人がポケットから札を出したためぼくはノーダメージで済んだんですけどね。

アメリカに限らず、日本以外の国って大抵そうだと思っておいたほうがいい。

 

18歳の9月から今週31歳を迎える今日まで12年以上ヒッチハイクしてますが、内訳はほとんどが日本です。理由は簡単。日本以外は危ないから。

ちなみに、フランスでの2回は、留学中にスーパーで買い物しすぎて持って帰れなくなったから通りすがりの人にお願いするかんじの、超近距離ヒッチです。

エチオピアでは・・・部族同士の抗争で路線バスが運航中止になり、次の街へ行く手段がなくなったので仕方なく通りかかったトラックの荷台に乗せてもらいました。

ほんとはエチオピアでなんて全くやりたくなかったですよ。命の軽さを全身でビリビリ感じましたからね、もし今ここで殺されて荒野に投げ捨てられても一生見つからないだろうなというリアルな恐怖。

 

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命は大事だよ。ホントにね

命あっての物種という言葉がありますけど、ほんとにその通り。勇気と無謀は違いますからね。もちろん、勇気と無謀の境界線をどこに引くかは個人の裁量です。

でも、

 

  • これまでに20数カ国を訪れ、
  • アフリカ大陸縦断で命の軽さを知り、
  • 特に当時世界最恐都市と言われていた南アフリカのヨハネスブルグで全身に突き刺さる犯罪者たちの視線を感じ、
  • フランスに1年留学したらデジカメを盗まれ、
  • アメリカに8回行ったら強盗に遭い、
  • タイに1ヶ月滞在したらレディボーイに財布をスリ未遂に遭い、
  • 新宿区歌舞伎町徒歩2分の場所に2年住み、
  • 比較的平和なフィンランドでフィンランド人の妻と婚姻届を提出した

 

ぼくにとって・・・

アメリカ縦断ヒッチハイクは、ナシですね。

命は大切です、本当に。

 

世界の中で日本だけが特別で究極に平和な異世界だと知っておくべき

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これね、読んだ人はたぶん何つまんねーこと言ってんだこのハゲはって思うと思うんですよ。でもね、これまで前述のような経験をしてきたぼくは思うんです。

世界の危なさナメんなよ って。

 

日本で夜にコンビニにたむろしてるイキってるヤンキー集団を一回夜のロサンゼルスのダウンタウンに放置してきてやりたいです。別にヤンキーに恨みがあるわけじゃないんですけど、確実に黙りますよね。全身で身の危険を感じる経験なんて、日本にいてたらたぶん一生できないですからね。

歌舞伎町?安全すぎワロタw

 

ぼくは3年後に妻を連れて世界全周の旅へ出るのが夢ですが、バックパッカーとしてインドに立ち寄る際、妻には目以外全て隠れるイスラムの衣装、もしくはそれに準ずる衣装を着てもらおうと思っています。

なぜなら、インドの女性に対する暴力は苛烈を極め、旅行者でもその例外ではないからです。興味のある人はアシッドアタックで検索。超閲覧注意ですが、これが現実です。シリアでは今でも一般人が空爆で命を落としています。日本以外ではこのような圧倒的暴力が日常的に起こっている事実を知っておいてくださいね。他でもない、自分の身を守るためです。

 

captainjacksan.hatenablog.jp

 

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安全に冒険しよう

危険で無鉄砲なエピソードはカッコよく聞こえますし、そういうことをできるのは凄い奴みたいな文脈で紹介されている記事をよく見かけます。でも、それを安易にマネするのは危ないです。身の安全についてだけは、本当にシビアになるべきです。取り返しのつかないことになりますからね。

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CJから一言

日本国内でのヒッチハイクの是非について。

カルロスさんと本件でTwitterでイチャイチャしてたら爆弾ネタ登場。パトカーでサービスエリアから一般道に連れてかれるとかヒッチハイカーナイナイすぎでしょw ネタとしておいしすぎる・・・。

あ、ヒッチハイクやってみたい人、簡単に教えるのでTwitterで声かけてくださいね〜!

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著者プロフィール

歌舞伎町でホストクラブを背に佇むCaptainJack
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著者:CaptainJack

1985年1月23日京都生まれのプロゲーマー&プロブロガー。妻はかわいくて優しい青い目のフィンランド人(๑•̀ㅂ•́)و✧

『伸びシロとおもシロ』をコンセプトに世界中からワロタをお届けする「JACK HOUSE」を運営。過去最高PV12万、月間収益130万円超のプロブロガー。

テーマはブログ、アフィリエイト、貧困、借金、仕事、人生逆転、海外、恋愛、結婚、スマブラ、e-Sportsなど。

今年の目標は、フィンランド移住時に555万円あった借金を完済し、スマブラDXのプロゲーマーになり、妻と2人でいつでも好きなところに旅に行ける環境を作ること!

好きな言葉は『オッケーイ!』『伸びシロですねぇ!』『日日是好日』『人間万事塞翁が馬』が座右の銘

経歴:

京都にて生誕→ マジメな黒ブチメガネ(小学生)→ ちょっとエッチな本の立ち読みを同級生に見つかりエロガッパを襲名(中学生)→ 自由すぎる校風の私服進学校に入学し盛大に高校デビュー→ 地元の外大入学→ フランス留学→ スマブラDXの世界大会で多数優勝→ ヒッチハイクを極める→ アフリカ大陸縦断→ 京都の超ホワイト大企業島津製作所入社→ MLMディストリビューター→ 顧客のサイコパス詐欺師に騙され個人秘書に→ 殴る蹴るスタンガンの暴力で洗脳→ 1年半に渡り月500時間の無償労働→ 借金680万円→ 歌舞伎町ホスト→ ナンパ師→ 会社設立→ ナンパで妻と出会う→ 派遣社員→ 翻訳者→ 訪問販売→ 妻と出会って1年目の日にフィンランドで結婚(2015年6月)→ フィンランド移住(同年10月)→ プロブロガー(2017年8月)→ 仮想通貨投資家(同年9月) プロゲーマー(同年12月)→ アメリカへ3ヶ月『スマブラ武者修行の旅』へ出発(2018年2〜5月)→ 日本一時帰国(6/1)



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