こんにちは、妻の母国フィンランドでプロブロガー&プロゲーマーを目指すCaptainJack(@CaptainJacksan)です。
フィンランドに移住した理由の一つに、子育てをはじめとする充実した社会福祉があります。僕も数年後に子供をもうける予定なんですが、もし日本で子供を産んでたらどうなってたのか気になりました。だいたい子供1人につき3000万円かかると言われてますが、本当のところはどうなんでしょうか?
結論から言うと、高校大学ともに国公立で自宅通学の場合2697万円、私立高校から私立理系大学に行き一人暮らし&仕送りだと3583万円かかることがわかりました。
もしかしたら、大学へ行ったら高くなるのは当たり前だと思ったかもしれません。ところが、公立高校を卒業してすぐに就職した場合でも2039万円かかります。そして、これらは15歳までにもらえる児童手当の総額198万円と高校無償化制度による支援金を考慮し、必要費用から引いた後の数字です。
それでは順場に見ていきましょう!
目次
0歳〜中学卒業まで 合計「1785万円」
内閣府発表のインターネットによる子育て費用に関する調査 報告書(下図)によると、子供が生まれてから中学を卒業するまでにかかる費用は平均1785万円。内訳は、未就学児626万円(8.7万円/月)、小学生692万円(9.6万円)、中学生467万円(13万円/月)となっています。
僕にはまだ子供がいないのですが、0〜6歳の子供を育てるのに平均月9万円弱も必要なことに衝撃を受けます。中学生に月13万円かかるのも信じ難いです。この額には貯金と年に何回かの家族旅行などのレジャー費用が含まれていますが、それでもめちゃくちゃ高い気がします。この表を見て気になったのは以下の5点です。
- 幼稚園・保育園は月3万円もかかる
- 小学校から中学校に上がると大幅に出費が増える
- 中学生は学校外教育費(塾、習い事)に月2万円も使う
- 中学生の食費は月3万円、めっちゃ食べる
- 中学生の子育て費用のうち、教育費が3分の1を占める
中学生になると、食費と塾、習い事だけで月5万円もかかるようです。費用を抑えるにはこのあたりの項目の圧縮がポイントになりそう・・・ですが、そこは子供教育と成長に関わるところ。簡単に削減とはいかないのが難しいところです。
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高校3年間 合計「公立452万円」「私立645万円」
文部科学省の統計によると、高校3年間の教育費は公立で123万円、私立で299万円。そして、教育費を除く3年間の子育て費用※は381万円。
また、高校無償化制度により、国公立・私立を問わず就学支援金が給付されます。年収350~590万円ほどの家庭の場合、その額は年額178,200円。それ以上の収入のある家庭は月額9,600円です。状況によりますので、文部科学省の公式ページを参照してください。(高校生等への修学支援:文部科学省)
公立高校に進学する家庭の世帯年収が590万円以下であると仮定すると、公立高校3年間で得られる支援金は534,600円。私立高校に進学する家庭の世帯年収が590万円を超えると仮定すると、私立高校3年間で得られる支援金は345,600円です。
よって、これらの「教育費」「教育費を除く子育て費用」「就学支援金」3つを合計した教育費を含めた高校3年間の子育て費用総額は、公立高校の場合452万円、私立高校の場合645万円になります。
平成26年度子供の学習費調査(文部科学省)
※高校生の子供の子育て費用のデータはないので、先ほどの年間子育て費用のデータから中学生の費用を参考に算出。以下の資料と重複する学校教育費、学校外教育費、学校外活動費を除いたものに高校生補正として1.3をかけた127万円を、高校生の教育費を除く平均費用と仮定。 1.3をかけないのであれば、年間98万円、3年間で294万円です。
大学4年間 合計「国公立自宅通学658万円」「私立理系一人暮らし1351万円」
大学4年間でかかる費用の合計は、以下になります。
- 国公立大学 658万円
- 私立大学文系 870万円
- 私立大学理系 1014万円
教育費(入学費用、在学費用)と教育費を除いた子育て費用の合計で算出しました。なお、一人暮らし&仕送りの場合は、加えて4年間で337万円の費用が別途かかります。
大学生活は4年間しかありませんが、教育費という点でダントツに費用がかかります。順番に内訳を説明していきます!
教育費
日本政策金融金庫の教育費負担の実態調査結果(PDF)によると、2015年度の平均大学入学費用(受験費用、入学金、寄付など)は、国公立大学82万円、私立大学106万円。在学費用(授業料、通学費、習い事などの家庭教育費など)は、国公立大学94万円(376万円/4年間)、私立大学文系142万円(568万円/4年間)、私立大学理系178万円(712万円/4年間)。
入学費用と在学費用を合計した大学4年間の教育費総額は、国公立大学458万円、私立大学文系674万円、私立大学理系808万円となります。
教育費を除いた子育て費用(自宅通学の場合)
上の数字には教育費を除いた子育て費用が含まれていませんから、先ほどの子供1人あたりの子育て費用を参考に計算してみます。大学生になるとバイトを始め、身の回りのものや外食などは自分で賄うという前提です。
まず、おこづかいがなくなります。衣服費、医療費、携帯電話料金も自分で払うようになり、友達との関わりが増えるため食費、生活用品費、レジャー・旅行費が半減。お祝い行事、子供のための預貯金・保険はそのまま残るとして、これらの合計は50万円。
この数字の参考値は中学生の平均ですが、最もお金がかかる大学生時にはあまり家計に余裕がないと思うので、おそらくこの費用は据え置きもしくは下がるはず。頑張って据え置いたと仮定し、教育費を除いた子育て費用は50万円(200万円/4年間)とします。
教育費を除いた子育て費用(一人暮らし&仕送りする場合)
前述の日本政策金融金庫「教育費負担の実態調査結果」の1ページ目によると、一人暮らししている子供への年間仕送り額は平均124.9万円。大学 4 年間での合計は約500万円に達し、さらに初期費用が別途45 万円。よって、子供が一人暮らしで仕送りをする場合の4年間の総費用は545万円になります。
なお、仕送りによりほぼ全ての出費項目はゼロになりますが、預貯金・保険を続けるのなら、仕送りとは別に4年間で72万円を確保しておかなければなりません。
よって、子供が一人暮らしし仕送りした場合の大学4年間の教育費を除く子育て費用は617万円になり、これは自宅通学の場合より337万円高い数字になります。
手当(児童手当と奨学金)
出費のことばかり書いてきましたが、子供ができると受給可能な(可能性のある)手当が2つあります。児童手当と奨学金です。
まず、子供が生まれた家庭は自治体から児童手当がもらえます。0歳〜中学3年生までの子供一人につき、月1万円もしくは1.5万円。第一子が0歳から中学校卒業までに受給できる児童手当の総額は198万円です。
また、低収入世帯や優秀な学生には奨学金が支給される可能性があります。文部科学省が管轄する高校無償化制度とはまた違うので、自分で探して申し込まないといけません。返済不要の給付型と、奨学金という名のローンである貸与型がありますが、もちろん給付型を狙いましょう。返済不要の給付型奨学金を提供している団体リストはこちらです。
合計
これまでの内容をまとめます。
- 0歳〜中学3年生で平均「1785万円」かかる
- 高校3年間で「公立452万円」「私立645万円」かかる
- 大学4年間で「国公立自宅通学の場合658万円」「私立理系一人暮らしの場合1351万円」かかる
- 児童手当として「198万円」もらえる
よって、子供が生まれてから大学卒業までに必要な実費の合計は、高校大学ともに国公立で自宅通学の場合2697万円、私立高校から私立理系大学に行き一人暮らし&仕送りだと3583万円となります。
これが、日本で子供を1人育てるのにかかる費用の答えです!
そして、ここには浪人、留年、留学、大学院進学、退学&再入学、引きこもり、ニート化時の臨時出費、免許取得、車購入、就職活動、卒業旅行などの費用援助、その他緊急の出費等が一切含まれていないことに注意してください。
これまで「子供のための預貯金・保険」という項目で計上してきた金額は大学卒業までに438万円にのぼり、このうち半分を現金及び換金可能な資金で所有しているとすれば219万円の貯金があることになりますが、それはおそらくこういう不測の事態に対応するためでしょう!貯金は必須ではないからとおそろかにせず、初めから家計の出費の項目に組み込んでおきたいですね。
まとめ
子供1人を育てるのにかかる費用は平均3000万円と言いますが、高校大学ともに国公立で自宅通学の場合でも2697万円かかるという結果に最初から最後まで驚きっぱなしです。子供1人、高校大学ともに公立、浪人留年留学など一切なしで卒業、そして高校就学支援金と児童手当を考慮した上でこの金額ですから、2人目、3人目となると莫大な予算が必要になります。
やっぱり、日本で従来通りの教育を踏襲し、普通に学校へ行かせ、普通に大学に行き就職するというルートは古いというか、単純にもう経済的に無理ですね!
ネットを使って塾に代わる家庭教育を充実させ、英語とプラグラミングを教え、高校生の間に自力でお金を稼げる力を育て、高校卒業とともに500万円程度のまとまったお金を渡して独立を促すというのが最も良い方法ではないでしょうか。僕はフィンランドで子供を5人作り、全員をそういう方針で教育していくつもりです!
幼稚園から大学まで教育費がほぼ無料のフィンランドでの子育て費用に関する記事も近々書こうと思います(*’▽’*)
プレママさんへの大切なお知らせ
僕の住んでいるフィンランドでは、赤ちゃんができると政府が1年間に子育てで必要なベイビー用品51種類が入ったベビーボックスを送ってくれます。
さすが世界でも1、2を争う社会福祉国家のフィンランドだけあって、子育てのサポートはほんとに充実しています。フィンランド人は、みんなこのかわいい箱の中で育って大きくなったんですよ。
ベビーボックスを妊婦に無料で提供しているのはフィンランド政府だけですが、実はフィンランドからムーミンのベビーボックスを直送してくれるサービスがあります。
フィンランドのベビーボックスとは
ベイビーのニット製のミトン、ハット、マットレス、シーツ、寝袋からお風呂用温度計、 爪切り、再利用可能のブラパッドなどなど、51種類のベイビー商品一式。高品質で安全な製品を注意深く選び抜いて、赤ちゃんのケアに必要なもの全てを取り揃えています。
こんな方にオススメ!
- ベビー用品を全部1つずつ揃えるのがめんどくさい方。
- ベビーベッドの費用と置く場所を節約したい方。
- 家族や友人に出産祝いを贈りたいと思っている方。
- 上司や取引先や愛娘など、大切な人のために絶対に喜ばれる出産祝いを探している方。
ここがスゴい!
- たくさんのベビー用品を別々に買う手間が省ける
- 箱がそのままベッドになるので、ベビーベッド代がまるまる浮く
- 送料&関税込み
- 不満足なら送料も手数料も無料で返品可能(30日以内)
- ムーミンがかわいい
- 赤ちゃんを大事にする福祉国家フィンランドのものなので、イメージも縁起もとってもいい😄
フィンランド以外ではとても珍しいベビーボックス。自分用としてもプレゼント用としても、出産祝いとして最高の品物だと思います!
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