スマブラDX、プロゲーマーとe-Sports

スマブラの日本人選手がプロ契約を勝ち取るための傾向と対策。プロ3名+αの実例から学ぶケーススタディ。

YouTube「CJ社長の人生逆転チャンネル」始動!チャンネル登録お願いします!👍

スマブラDXのaMSaプロ、スマブラWii Uのにえとのプロ、かめめプロ。

 

こんにちは、スマブラDX元世界王者の
CaptainJack(詳細プロフィール & @CaptainJacksan)です。

今日は3人の日本人プロスマブラー+αの実例を元に、日本人選手プロ化のための
傾向と対策を考えてみたいと思います!

ただ、今回かなり話がリアルです。「大きな海外大会で優勝する」「オリジナルな存在になる」「SNSメディアを活用する」とか、そんな話じゃないんです。多分そういう内容が期待されてたと思いますけど。笑

この記事は日本の労働環境の現実を踏まえたリアルな話なので、社会人を経験しないとピンと来ないかもしれないと一応断っておきます。20代後半以上の社会人プレイヤーには全力で同意されるはず。(たぶん)

なお、この記事を書いている間にスマブラWii Uの『かめめ選手』がDetonatioN Gamingからスポンサーを受け、新たにプロとなりました。僕はロックマンというキャラが好きなので、ロックマン使いのかめめ選手は個人的にとても応援しています。嬉しいニュース!

 

↓ 後で戻ってきて読んでみてほしい記事 ↓

 

日本人選手プロ化のための傾向と対策

スマブラでプロになった日本人プレイヤーは、これまでに3名存在しています。

冒頭で紹介した通り、スマブラDXのaMSa選手、スマブラWii Uのにえとの選手、かめめ選手。この3名です。

 

aMSa選手のケース

f:id:captainjacksan:20160928020018j:plain

aMSa選手は、会社員とプロスマブラーの二足のわらじを履くプロゲーマー。使用キャラは赤ヨッシー。学生時代から国内海外の大会で頭角を現し、2014年5月にアメリカのVGBootCampと契約を結んでスマブラ界初のプロ選手となりました。その後大学を卒業し会社員になるも、兼業プロとしてプロ契約は継続しています。

 

 

書籍を出版している唯一のスマブラーでもあります。 

Twitterはこちら

対戦動画

スマブラDX5神の一人に数えられるM2Kに劇的な勝利!

目次へ戻る

 

にえとの選手のケース

f:id:captainjacksan:20160928020031j:plain

2014年11月に、日本のプロゲーミングチームDetonatioN Gamingとプロ契約の締結を発表。約1年半に及ぶプログラマーとの兼業プロ生活を過ごした後、2016年4月に日本人初となる月給制プロスマブラーとなりました。

 

 

にえとのプロはマツコ会議で地上波デビューしています。

f:id:captainjacksan:20161005031308p:plain

 

Twitterはこちら

対戦動画

スマブラシリーズの巨大大会、APEX2016で堂々の3位!サムネイルはアメリカのトッププレイヤー、シーク使いのVoiD。

目次へ戻る

 

かめめ選手のケース

f:id:captainjacksan:20161001050524j:plain

2016年9月に国内のプロゲーミングチームDetonatioN Gamingに加入。EVO2016で準優勝した世界一のロックマン使い。社会人ではあるものの非常に若く、3名のプロスマブラーの中では最年少。

 

 

下記記事で詳しく紹介しています。 

 

Twitterはこちら

対戦動画

EVO2016(準決勝)、VS 世界No.1プレイヤーZeRo 

EVO2016(決勝)、VS カナダ最強マリオ使いAlly 

 

👇ぜひTwitterLINE@のフォローをお願いします ^^

CJ社長のTwitter CJ社長のLINE@

3人の共通点

この記事には書いていないのですが、3人がプロ化に至った経緯を比べてみると、ある簡単なことに気づきます。

それは、
「学生時代にプレイ時間を投下したこと」

そして
「就職前、もしくは就職後間もなく、若くしてプロになっていること」

学生時代の潤沢な時間をスマブラに投下し、実力を高めると同時に海外大会へ参加して良い成績を残す。そして就職前にプロチームからスポンサードの誘いが来る、もしくは就職後でも学生時代の貯金が切れないうちにプロ化する。

3人にはこういった共通点がありました。

目次へ戻る

 

YouTube「CJ社長の人生逆転チャンネル」始動!チャンネル登録お願いします!👍

導き出される答え

まとめると、プロゲーマーになりたければ

時間のある学生時代に本気でプレイしろ

(仕事で死ぬまでに死ぬ気でスポンサーを獲得しろ)

となります。

大仰なタイトルに対して当たり前すぎる結論になってしまい、ショックを隠せません。まぁ、そりゃそうです。野球やサッカーだって、子供の頃からやってますもんね。卓球の愛ちゃんだって3歳の頃から卓球やってるもん。笑

野球の世界では、大学へ進学した斎藤佑樹投手はその後ライバルであった田中将大選手に抜かれましたが、これも投下時間の違いが原因の一つでしょう。

「正しい場所で、正しい方向へ、正しい量」なされた努力であれば、そこへの投下時間は嘘をつかないんです。

 

スマブラWii Uの絶対王者と呼ばれたZeRoのケース

僕がスマブラシリーズ専門の巨大大会APEX2012にゲスト参加した当時、現在のスマブラWii U世界ランキング1位のチリ人プレイヤーZeRoはまだほんの16歳でした。

彼は1年以上もの間出場した全ての大会で優勝するという、スマブラ史上かつて誰も成し得なかった偉業を達成しており、その戦績から絶対王者として世界中にその名を轟かせていました。

下の写真はその時会場近くのバーガーキングで撮影したものです。かわいい少年が話しかけてきたので誰かと思いましたが、彼こそ後にスマブラWii Uの絶対王者となるZeRoでした。

f:id:captainjacksan:20160326013901j:plain

 

実は、彼には環境を変えるために15歳で母国チリからスマブラ超先進国のアメリカへ単身引っ越してきたというかなり気合いの入った行動をしてきた経緯があります。

働き出す前からこれだけ思い切った行動を取ったからこそ、今のZeRoがあるんです。

 

YouTuberでもあるZeRoは、これまで多数の動画を投稿しています。そのうちの一つ、「Let’t Talk: How To Get Sponsored」(スポンサーを獲得する方法)を紹介しておきます。英語ですが、よければ是非見てみてください。

目次へ戻る

 

社会人がこれからプロゲーマーを目指すならどうすればいいか 

学生時代からやっておかないと後からでは環境的に難しくなりそうなことはよくわかりました。では、すでにゲームと出会った時に社会人であった場合はどうすればいいでしょう?

これといった絶対的な答えはありませんが、もしあなたが天才的なプレイヤーでないのなら、まずはプロ化しゲームで食べていけるまでプレイし続けるための「時間とある程度の生活費」を長期的安定的に確保する必要があります。

 

そのためには、

  • 起業して成功する
  • 大家になり家賃収入を作る
  • 株、FXなどで成功する
  • MLM、せどり、ネット通販などの自営業で成功する
  • ブログ・アフィリエイト・YouTubeなどのネットビジネスで成功する
  • 時間に融通の利くホワイト企業、またはアルバイトや派遣社員に転職する
  • 田舎に引っ越して家賃等の固定費を下げ、労働時間を減らす
  • 仕事は変えず、残業しないようにするなど現状のまま使える時間を最大化する
  • 結婚し主婦(主婦)になる
  • 全てを諦めニートになる

などの方法が考えられます。

 

自営、起業、株、不動産などで成功できればいいですが、それはそれで成功しても時間が取られないとは限りません。

僕と非常に仲の良いスマブラDXの元全一マルス使いがいますが、彼は心も顔もイケメンで、18歳の頃から歌舞伎町のホストクラブで大成功。No.1, 2を取りまくり賢く貯金した結果、25歳の時に自分の店を持ち独立しました。店はもう4年目に入り、経営状態は良く成功していますが、本人も店に毎日出勤しているため、海外の大会に出ることは非常に難しい。

株やFXで成功するのは専門家でも大きな損失を被る世界であり、これもまた困難です。大家になり家賃収入を得ようと思えばタネ銭が必要ですが、1000万円以上の現金を用意できるゲーマーはそう多くはありません。となれば考えられるのは数百万円の貯金を頭金に銀行から融資を得ることが、学生やフリーター、中小企業の会社員ではそれもなかなか難しい。

アルバイトやフリーターへの転身は簡単ですが、正社員よりも収入が下がり将来が見通しづらく、長期的に見れば本末転倒になる可能性も大きいでしょう。正社員からの陥落による恋愛市場における地位低下とそれに伴う恋愛・結婚予定の遅れ、失敗、また、単純に収入低下により精神が不安定になる可能性もあります。

最も簡単かつ効果的なのは女性プレイヤーが安定した職を持った男性と結婚して主婦になる場合でしょうが、このご時世それもなかなかうまく行くとは限りません。あくまでも、比較的現実的だというだけの話。

全てを諦めニートになるという選択肢もありますが、実家が相当な金持ちでそんな生き方を許されていない限り全くオススメできません。明らかな詰みルートであり、その先にあるのは人生のゲームオーバーです。

結局のところ、前回の記事で書いた通り、日本でプロ化を目指すなら、目下最強の敵である「労働環境」との戦いに勝利せねばその先はありません。他のゲームの世界では違うのかもしれませんが、日本ではプロ化しづらいスマブラというゲームの環境においては、少なくとも間違ってはいないはず。

 

 

ふいぃーーー。

真面目な話したら疲れたんで休憩用のネタ画像おいときますね^^

f:id:captainjacksan:20161005024638j:plain

限界を超える=クラウドが下必殺技リミットチャージの際に言うセリフ。

元画像は前述のホストクラブで僕が働いていた時の宣材写真笑

画像制作:友人NOBUO(マリオカート世界王者)

目次へ戻る

 

そして、既婚社会人の立場からスマブラ世界王者に再挑戦する僕が選んだ道

f:id:captainjacksan:20160217012124p:plain

僕は、このいずれでもない「妻の母国フィンランド移住」と、「ブログ・アフィリエイトでの成功」、この2つの合わせ技を選びました。

フィンランドへ移住するのは、北欧の圧倒的社会保障制度により、生活費ほぼ全額が政府によりベーシックインカム的に支給されるから。その間にブログ・アフィリエイトで成功すれば、大会参加中でも関係なく労働収入ではないストック収入を積み重ねることができ、生活のための労働から解放され、潤沢なプレイ時間を確保することができます。

とはいえ、これはたまたま妻がフィンランド人であったからできることであり、普通はこうはいきません。

最近思うのは、もしかすると、フィンランド人の妻と出会ったのも将来スマブラのプロになるための布石だったのかもしれないということ。ちょっと都合良すぎな気もしますが、そう信じてこのチャンスをモノにしたいと思います!

 

この記事がおもしろかったら、ぜひこっちの記事も読んでみてください。めちゃくちゃリアルな話をしています。タイトルは「今日は妻の誕生日だから、僕が日本での生活を捨てて妻の母国フィンランドへの移住を決意した理由を赤裸々に書いてみようと思う」、です(なげーよ)

目次へ戻る

関連記事

SNSをフォローする、記事をシェアする

\\ 記事をシェアする //

著者プロフィール

歌舞伎町でホストクラブを背に佇むCaptainJack
友だち追加
著者:CaptainJack

1985年1月23日京都生まれのプロゲーマー&プロブロガー。妻はかわいくて優しい青い目のフィンランド人(๑•̀ㅂ•́)و✧

『伸びシロとおもシロ』をコンセプトに世界中からワロタをお届けする「JACK HOUSE」を運営。過去最高PV12万、月間収益130万円超のプロブロガー。

テーマはブログ、アフィリエイト、貧困、借金、仕事、人生逆転、海外、恋愛、結婚、スマブラ、e-Sportsなど。

今年の目標は、フィンランド移住時に555万円あった借金を完済し、スマブラDXのプロゲーマーになり、妻と2人でいつでも好きなところに旅に行ける環境を作ること!

好きな言葉は『オッケーイ!』『伸びシロですねぇ!』『日日是好日』『人間万事塞翁が馬』が座右の銘

経歴:

京都にて生誕→ マジメな黒ブチメガネ(小学生)→ ちょっとエッチな本の立ち読みを同級生に見つかりエロガッパを襲名(中学生)→ 自由すぎる校風の私服進学校に入学し盛大に高校デビュー→ 地元の外大入学→ フランス留学→ スマブラDXの世界大会で多数優勝→ ヒッチハイクを極める→ アフリカ大陸縦断→ 京都の超ホワイト大企業島津製作所入社→ MLMディストリビューター→ 顧客のサイコパス詐欺師に騙され個人秘書に→ 殴る蹴るスタンガンの暴力で洗脳→ 1年半に渡り月500時間の無償労働→ 借金680万円→ 歌舞伎町ホスト→ ナンパ師→ 会社設立→ ナンパで妻と出会う→ 派遣社員→ 翻訳者→ 訪問販売→ 妻と出会って1年目の日にフィンランドで結婚(2015年6月)→ フィンランド移住(同年10月)→ プロブロガー(2017年8月)→ 仮想通貨投資家(同年9月) プロゲーマー(同年12月)→ アメリカへ3ヶ月『スマブラ武者修行の旅』へ出発(2018年2〜5月)→ 日本一時帰国(6/1)



もし1ミリでも面白いと思ったら、共感したら、ぜひTwitterとLINE@のフォローをお願いします!

2万文字の著者プロフィール

当ブログの運営ポリシー

フィンランドカテゴリの記事一覧

毎月更新!借金返済日記

毎月更新!ブログ運営報告

治験バイトで寝ながら数十万円稼ぐ方法

ブログには書けないブログ収入詳細報告と試行錯誤の記録(有料記事)

記事寄稿のご依頼受付中

連絡先・お問い合わせ


お問い合わせ

テレビ、雑誌、インターネットなど、媒体の種類を問わず、メディア様からの記事執筆や取材等のご依頼を随時承っております。

テーマはフィンランド、国際結婚、海外移住、借金、転職、e-Sportsなど何でもOK!

TwitterのDM、メール(blog [at] captainjack.jp)、またはLINE@からお気軽にお問い合わせください。