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【テロ疑惑】フィンランド・トゥルクの無差別殺傷事件について、フィンランド移住者の僕が思うこと


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当事件を報道するフィンランドのテレビ番組。義母のマンションの一室より

 

こんにちは、フィンランド在住プロブロガーのCaptainJack(@CaptainJacksan)です。

2017年8月18日の現地時間16時ごろ、フィンランド南西部の古都トゥルクで外国籍の若者による無差別殺傷事件が発生しました。

トゥルクはフィンランド最古の都市かつ旧首都であり、日本でいう京都に相当する街です。

僕が1〜2ヶ月に1回行っているスマブラの大会も、このトゥルクが開催地。ポリに住んでいる僕がヘルシンキよりも頻繁に行く場所であり、一番馴染みのある他県なのですが。そんなところで、無差別殺傷事件が起こってしまいました。

事件の概要は事実を述べるだけですが、その後の僕の意見は少し刺激的なので、そのつもりで読んでください。

              

 

フィンランド・トゥルク無差別殺傷事件の概要

事件が発生したトゥルクに住むブロガー・イラストレーターのあおいさんが記事にまとめてくださっていますので、事件の概要を抜粋させていただきます。

 

 

  • 2017年8月18日16時ごろ、フィンランド南西部のトゥルクにて無差別殺傷事件が発生 
  • 容疑者は難民キャンプに住んでいたモロッコ国籍の18歳男性
  • フィンランド警察が死亡者2名と発表
  • 19日午後フィンランド国営放送YLEにて負傷者8名と発表
  • 現場はムーミンワールドに向かう際に乗る市営バスのバス停付近と、そこから少し離れたプートリという広場
  • 死亡者はフィンランド人2名、負傷者はイタリア人1名、スウェーデン人1名、イギリス人1名
  • 容疑者が「アッラー・アクバル!」(アッラーは偉大なり!)と叫んでいるというデマが拡散されましたが、フィンランド語の“VAROKAA”(ヴァロカー!、危ない!)の聞き間違いとのこと

 

*事件発生現場で撮影された逃げ惑う人々の様子。

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トゥルクはスマブラの大会でよく行く街です

僕にとって、トゥルクは自分が住んでいるポリ以外に国内で一番よく行く街です。

1〜2ヶ月に1度、トゥルクでスマブラの大会があるからです。

 

トゥルク大学駅で下車し、大会会場へ向かう道

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トゥルクのスマブラ大会の様子

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フィンランドに住む日本人移民として、他の外国人移民について思うこと

難民キャンプに住んでいた外国人が起こしたショッキングな犯罪ということで、トゥルクの広場では『外国人排斥デモ』が起こり、さらにそれらの『外国人排斥デモを阻止する人々』が現れ、犯行現場は混沌としています。

 

外国人の排斥は種の保存の本能であり、当たり前の感情だということを理解しよう

「外国人は国へ帰れ!」と主張する過激派に対し、穏健派及びフィンランドに居住する外国人自身は「すべての外国人を一括りにするのは間違っている」と主張しています。

同じ外国人移民として意見しますが、後者の主張のベースは現実と危機管理を無視した理想にしか過ぎません。

人類は戦争の歴史を歩んできました。ヨーロッパ人の入植により、北米、南米、オーストラリアに住んでいた先住民がどうなったかは皆さんもご存知でしょう。民族根絶やしに近い殲滅が行われました。

そして、それを行なったのは、外国人です。

異質な者、異形の者、異なる者に対し警戒し、排斥しようとするのは自分の命、ひいては自分の遺伝子を次世代に繋ぐための本能なんです。

この事実を無視して「いや同じ外国人でもおれたちは違う」と叫んでも、被害者であるフィンランド人にとってはそもそもその主張を受け入れるべき理由がありません。受け入れるも拒否するのも、本来であれば彼らの自由なんです。なぜなら、フィンランドはフィンランド人の国だからです。

 

日本でも同じ問題が発生している

もっとも馴染み深いのが韓国による日本侵略でしょう。外国人受入失敗の最たるケースです。靖国神社の池に放尿、神社などへの落書き、対馬からの文化財盗難、慰安婦問題による恫喝など、皆さんもご存知なはず。

基本的に、外国人を国内に入れると良いことはあまりないんです。良いことは隠れますが、悪いことはその10倍目立つからです。

 

外国人は他国では特に大人しく、行儀よくしていよう

僕は世界でも稀に見る高い民度を誇る日本人なので、振る舞いや行動も他国人と比べると最高にマナーが良いと思います。

フィンランドには非雇用者手当によって経済的に助けてもらい、フィンランド語学校でフィンランド人にもお世話になったという経験があるので、迷惑になることは絶対にしたくないという気持ちがあります。

ましてや、将来の子供の母国になる国でもあります。当たり前のことですが、他国の移民にはこういった移住先の国へのリスペクトが欠けている人も多いです。

 

フィンランド語の授業中、机に色付きボールペンで絵を描いているシリア人の同級生がいました。結構仲が良かったので、すぐに消すよう注意し、実際に次の休み時間に消していましたが、こういった小さな行動から、その国、人、物への尊敬と尊重の念が欠けているなと思います。

10年以上前、フランスでも同じ経験をしたことがあります。非常に印象的だったのでよく覚えているんですが、パリで生まれたイスラム系移民の友人が、道で買ったフライドポテトが多いからと、途中でメトロの階段の手すりに残りをなすりつけて捨てていったんです。

当然手すりはケチャップまみれで、下にはポテトが散乱しました。一瞬のことで、かつ僕もまだ20歳と若かったので何も言えませんでしたが、今後この人との付き合いは限定しようと思わせるのに十分な行動でした。

(フランスの場合、積極的に移民政策をとっており、二世、三世である彼らにとってはすでにフランスが母国です。その意識の乖離を考えると移民とは本当に難しい問題です。)

 

外国人を排斥する感情は至極当然のものであること、外国人は他国に住まわせてもらっているという意識を持ち、品行方正な行動を心がけること。尊敬の念を持つこと。

フィンランドに住む外国人として、これらのことを気をつけるべきだと思いました。

 

以下のニュース画像が国民の移民に対する感情の全てを表しています。(今回のトゥルクの事件とは無関係の、パリで撮影された映像です)

 

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「外からやってきてこの国が嫌いだというなら、帰ればいいんだよ(笑)」: ゆっくりと2chまとめblog

 

フィンランドが危険な国になったと思わないでほしい

最後にお伝えしておきたいのは、無差別殺傷事件により死傷者が発生したからと言って、フィンランドという国が危険になったかというとそういうわけではないということ。

路上で発生した悪意による通り魔的犯行はセンセーショナルで、人々の感情を大きく動かしますが、毎年の交通事故車数、受動喫煙被害による死亡者数などに比べると非常に少ないであろうことは事実です。

ところが、世界のテロによる死亡者数と交通事故死者数から割合を計算すると、テロの犠牲者となり死亡する確率は、交通事故による死亡する確率のおよそ10分の1だそう。これはそう言われてみれば、感覚的にもわかりますよね。

一方、お隣の国ロシアでは、家庭内暴力で年間3万人の女性が夫の手で殺されていますが、すでにそれが日常となってしまっているため、世界のどこの国でもニュースとして扱われることはありません。

決して当事件を軽んじるわけではありませんが、突如舞い降りたショックな事件に惑わされず、この世界で起こっている出来事をできる限り客観的に事実として捉え、正しい選択ができるようになることが大切です。

人類の歴史は戦争と殺戮、そして滅亡の歴史。戦争もテロも絶対になくなりません。

であれば、まずそれを前提として、自分や大切な人の安全を守るよう現実的な方策を考えていくことが必要です。